広島カープ2016ドラフト予想!好素材を育て上げる戦略継続か!?※加藤拓也を獲得しました!

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 25年ぶりのセ・リーグ優勝を決め喜ぶ広島ナイン=東京ドーム

※加藤拓也の交渉権獲得しました!

広島カープ2016年ドラフトはどういう戦略でくる!?

今年のペナントに再び赤ヘル旋風を巻き起こし優勝を成し遂げた広島カープ。その原動力となったのはベテランとともにチームを勢いづかせた丸佳浩、菊池涼介、鈴木誠也ら将来性を高く評価して獲得、しっかりと育て上げた若手選手達でした。

素材の良さを確信すれば他球団よりも高い順位ででも指名し育てる、そんな方針を貫いてきたドラフトが実った訳ですが、優勝した今年のドラフトでも同路線を継続するのでしょうか。

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【補強ポイント・戦略】

前記のように若手野手がチームの中心を担っている広島。控えやファームを見ても有望株が複数、内野・外野ともに無理に補強していくような状況ではありません。

ただし、捕手に関しては今季の飛躍が期待された會澤翼がレギュラーを奪取できず、結局ベテランの石原慶幸に頼ることに。石原は来年で38歳、同じくチームを支えてきた倉義和は引退ということで3年連続となるドラフトでの指名も視野に入りそうです。

投手に関しては野村祐輔が前田健太の抜けた穴を埋める活躍。ジョンソン・黒田博樹も2桁勝利を挙げたものの、先発ローテ4番手以降は固定できず、調子の良い投手を起用・配置転換などで凌ぎました。若手が多いことから来季以降の上積みも期待できますが、やはり1軍戦力として期待できる実力派をドラフトで加えたいというのが正直なところでしょう。

助っ人コンビと中崎翔太を軸に、今村猛や大瀬良大地らが強力リリーフ陣を形成しましたが、いずれも右腕ということで頼れる左腕がいませんでした。2年連続で社会人のリリーフ左腕を獲得しているものの機能せず、依然左腕自体の層が薄いことを考えれば補強したいところです。

【マークしている主な選手】

<1位候補:即戦力投手>

山岡泰輔  投手  右投げ左打ち 東京ガス

田中正義  投手  右投げ右打ち 創価大

加藤拓也  投手  右投げ右打ち 慶応義塾大

当然、即戦力ということで田中正義らをリストアップしています。そして広島というと、地元・瀬戸内高出身で高校時も注目されていた社会人№1右腕・山岡の指名が期待されます。慶大のエース・加藤拓也についても苑田聡彦スカウト統括部長が高評価しており、外れ1位に繰り上げられる可能性も0ではなさそうです。

<指名候補:左投手>

堀瑞輝   投手  左投げ左打ち 広島新庄

床田寛樹  投手  左投げ左打ち 中部学院大

高橋拓巳  投手  左投げ左打ち 桐蔭横浜大

濱口遥大  投手  左投げ左打ち 神奈川大学

各球団の評価がますます上がっている堀はまさにリリーフにうってつけの左腕。地元の選手ということもあり、他球団の指名が無ければ2位・3位での指名を狙うかもしれません。

床田・高橋は先発・リリーフ両面で期待できる左腕。スピードよりもボールの質で勝負するタイプで、日ハム・加藤貴之のように1年目から活躍する可能性も秘めています。ちなみに床田は菊池・野間の出身大学である中部学院大、高橋は社会人経由で入団した横山弘樹と同じ桐蔭横浜大の所属でもあります。

<指名候補:捕手>

古賀優大  捕手  右投げ右打ち 明徳義塾

九鬼隆平  捕手  右投げ右打ち 秀岳館

長坂拳弥  捕手  右投げ右打ち 東北福祉大

中山康太  捕手  右投げ右打ち MSH医療専門学校

古賀・九鬼という高校球界を代表する好捕手は勿論、東北福祉大のディフェンス型捕手という石原の後継にピッタリな選手・長坂拳弥も指名候補でしょう。

中山はカープのジュニアチーム、広島商に現チームとずっと地元でプレーし続けてきた強肩捕手。無名ながら同チームから育成で入団した松浦耕大に続くことはできるしょうか。

【最後に】

広島は豊富な練習量に耐えられるだけの心身の強さを評価する傾向にあります。実績以上に、その素質を買っての指名となり一見独自路線に見えがちですが、他のスカウトには見えてない部分も多々チェックしているのでしょう。今年も基本的には同路線で、更に強いチームを継続していくドラフトになるのではないでしょうか。

補強ポイントに沿った選手指名にしても、有力と言われる選手だけではなく「こんな選手も!?」というサプライズがある、広島のドラフトから今年も目が離せません。最後に私が個人的に応援している広島経済大学尾仲裕哉をカープが指名してほしいです!

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