ドラフト候補早稲田石井一成!大学屈指のショートストップはこの夏甲子園を沸かせた作新学院出身!大学経由でプロへ!

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※日ハムに2位指名されました!

2016年ドラフト候補の吉川や京田と並ぶ大学球界屈指のショートストップ・石井一成。今夏54年ぶりに夏の甲子園優勝を果たした作新学院。そのOBであり、これまた名門である早稲田大で腕を磨くプロ注目の遊撃手・石井一成について取り上げたいと思います。

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【簡単なプロフィール】

名前:石井 一成

出身:栃木県

生年月日: 1994年5月6日

身長体重:181cm76kg

守備位置:内野手(右投げ左打ち)

在籍:早稲田大(作新学院高)

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【経歴】

石井一成は小学校から軟式野球を始め、小川中学校ではただ一人1年生でレギュラー。同校初の中総体優勝、関東大会出場などの実績を残しますが本人曰く「そこまで本気で野球に向き合っていなかった」との事。

大きな転機となったのは、名門・作新学院への進学でした。同校で徹底的に基本から叩きこまれ、後に高校・大学と主将を務める上での人間性を磨く場にもなったようです。

1年秋からベンチ入り、翌春は準々決勝で敗退も経験を積み、2年夏に1番・三塁手として強力打線を牽引して2年ぶりの県大会優勝。

自身初となる甲子園は全5試合中4試合でヒットを放ち3割越えの打率をマーク。チームも150キロ越えの北方悠誠(現・愛媛MP)を擁する唐津商、青山大紀(現・オリックス)と小野耀平(現・NOMOベースボールクラブ)の2枚看板擁する智辯学園などの注目チームを退け、作新にとって49年ぶりとなるベスト4進出を果たしました。

この年の作新は甲子園出場校の中でも前評判が高いチームとは言えない立場でしたが、石井の他にも板崎直人(現・東京ガス)と佐藤竜一郎(現・新日鐵住金鹿島)の二遊間に2年生エースの大谷樹弘(現・法政大)と4番+投手を兼任する飯野徹也(現・コットンウェイ硬式野球倶楽部)、1年生でレギュラー捕手を務める山下勇斗(現・法政大)といった面々がいました。また、今でこそ若き名将として広く名を馳せている小針崇宏監督が達成した、栃木の夏5連覇という偉業の「始まり」の年でもありました。

2年秋も1番打者、守備位置は三塁から遊撃手となり主将としてもチームを牽引。秋季県大会を順当に制すると、関東大会でも花咲徳栄・横浜・県大高崎を破り準優勝。

翌春のセンバツ、初戦で倉敷商を破るも、2回戦で鳴門に延長の末に敗北。リードから一転、逆転サヨナラを許すきっかけとなるエラーをしてしまった石井一成は号泣。ここから、更に攻守ともに大きく成長していくことになります。

センバツ帰りの春季県大会を準V、関東大会出場で弾みをつけて最後の夏へ。危ない試合もありましたが県大会決勝まで駒を進めると、春の決勝で自慢の打線が封じられ敗戦を喫した宇都宮工と対戦。春に8回無失点と好投された尾島孝秋(現・立正大)と今年のドラフト候補に名を連ねるエース・星知弥(現・明治大)の2投手の前に再び苦しめられますが接戦をものにして見事優勝。石井一成もこの大会、5割を超える打率をマークしています。

甲子園ではチームが持ち前の強打を見せる中、予選のような打棒は発揮できず。準々決勝で敗退し、自身もプロから注目されていたもののプロ志望届を提出することなく、進学を決めます。

言わずと知れた六大学の盟主・早稲田大学へ進むと、1年春からリーグ戦でスタメン出場を経験。同年秋には三塁手として出場を重ね、順調に主力選手への階段を上っていくかと思われましたが、2年生の春秋は代打での出場も多く、レギュラー獲得とはならず。

3年生の春に5番遊撃手として茂木栄五郎(現・楽天)・丸子達也(現・JR東日本)とともにクリーンナップに定着。自身初の規定打席到達で打率.333の高打率を残し、ベストナインを受賞する活躍でチームの6季ぶりのリーグ優勝に貢献。前記の主軸二人や1番を打つ重信 慎之介(現・巨人)らとともに強力打線を形成し、全日本選手権でも2本塁打を放つなど活躍。生田目翼を擁する流通経済大を破り、同大会3年ぶりの優勝に大きく貢献しました。

秋は成績を落とすも、引き続き遊撃手のレギュラーとしてリーグ連覇。明治神宮大会では決勝で亜細亜大に敗れるも、全試合ヒットを放ち確かな打力を見せました。

4年春は2本塁打に二・三塁打を量産、今秋も法政大との開幕カード3試合で2本塁打とここに来て長打力という新たな魅力を見せており、再び注目度が上がっています。

 【特徴や魅力】

石井一成は元々は柔らかく軽やかな身のこなしの光る遊撃守備と俊足巧打が持ち味の選手。攻守に計算できる選手であり、周囲の期待通り大学でも早くから試合出場がありました。その一方で、意外と粗があったり、巧い分プレーの力強さやインパクトに欠ける部分がありました。良い選手だけど、物足りなさがあるという印象を持つ方も多かったのではないでしょうか。それだけに、グッと強打者らしさが増してきたことで評価もガラリと変わってきそうです。また、作新・早大というビッグチームで主将を務めてきたリーダーシップ・人間性についても魅力と言えるかもしれません。

【まとめ・期待】

プロにしろ社会人にしろ、まず安定感のある守備を武器に信頼を勝ち取っていける選手ではないでしょうか。課題というか物足りなさのあった打撃でも変身を遂げつつあるということで、間違いなく評価は上向きでしょう。

早大の左打ちの遊撃手という事で鳥谷2世という表現をされることもあるようですが、先輩のように抜群の成績でなくとも、色んな面でチームに無くてはならない存在として重宝される選手になっていって欲しいと思います。石井一成のプレーを見ると鳥谷と同じタイプではないと感じますのであくまでOBとしての例えだと言えるでしょう。

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