ソフトバンク2016年ドラフト予想!去年は全員高校生を指名!今年は方向転換あるか?※田中正義を獲得しました!

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※田中正義の交渉権獲得しました!

ソフトバンクホークス2016年ドラフト予想を記載!

開幕前から3連覇は堅いと思われてきたものの、終盤の失速と日ハムの怒涛の追い上げの前に優勝を逃したソフトバンク。CSが残っているとはいえ、強気の高校生・素材型選手のドラフト指名を続けてきた昨年までとは状況が変わってきました。

ただ、失速と言っても83勝しており日ハムが凄いだけです。工藤監督が余裕かましすぎだとかネットでは書かれたりしてますが、総合力では12球団で一番には変わりありません。

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【補強ポイント・戦略】

武田翔太・千賀滉大に加え、東浜巨が先発ローテに定着。攝津正や中田賢一、大隣憲司が十分に働けなくとも若いメンバーがチームを支えました。来季以降も、若い先発陣をベテランや調子の良い投手がサポートしていく形でやり繰りはできそうです。リリーフ陣に関してはベテランの五十嵐亮太や寺原隼人にフル回転を求めるのは酷で、森唯斗への負担が大きくなっているのは気になるところですが、先発と両睨みで使うのではなくリリーフ専念で期待できる若手も少なくありません。リリーフ要員は積極的にというよりは、下位指名で少しでも厚みを持たせようというぐらいの指名が現実的ではないでしょうか。

ただしリリーフ含めて左腕に関しては、1位や上位で指名を続けてきた右腕に比べ層が薄いのは明らか。こちらは将来の左のエース候補、リリーフの即戦力獲得を目指すべき状況に感じます。

野手に関しては有望な高校生を数多く指名してきた分、今の1軍を支えている20代後半~30代の選手に続く選手が出てくるには時間がかかりそうです。

中でも捕手に関しては、結局ベテランの併用で凌いでいる状況が続いており、栗原陵矢らが1軍で腕を磨くようになるまでに拓也や斐紹と争える若い捕手が欲しいところです。

内野・外野に関しても、高校生偏重よりは早期に1軍戦力を狙える立ち位置の大学・社会人の選手も加えておきたいところです。

【マークしている主な選手】

<1位候補:投手>

寺島成輝  投手  左投げ左打ち 履正社

田中正義  投手  右投げ右打ち 創価大

柳裕也   投手  右投げ右打ち 明治大

田中・柳ら即戦力として先発ローテに加えることができるであろう投手はどの球団も欲しいもの。ただ、チームにとって必要度が高いのは左腕のエース候補のはず。その条件にピタリとはまる寺島を指名するかどうかは、他球団の動向にかかっているようです。

<指名候補:左投手>

高橋昂也  投手  左投げ左打ち 花咲徳栄

濱口遥大  投手  左投げ左打ち 神奈川大

鶴田圭祐  投手  左投げ左打ち 帝京大準硬式

高橋は寺島と同じくチームの主力左腕への成長が期待できる左腕。濱口・鶴田は先発だけでなく球威を活かしたリリーフとしての役割も望めます。いずれも粗削りな部分はありますが、工藤監督のもとできっかけを掴めばプロでも飛躍を遂げることができるだけの可能性を秘めています。

<指名候補:1軍争いのできる野手>

長坂拳弥  捕手  右投げ右打ち 東北福祉大

松田進   内野手 右投げ右打ち 中央大

松本桃太郎 内野手 右投げ左打ち 仙台大

田中和基  外野手 右投げ両打ち 立教大

1軍定着へあと一歩といった状態の拓也や斐紹へ刺激を与える存在として期待できるのが長坂。ディフェンスがウリというのはかぶりますが、アマチュアとはいえ強豪校の中心選手として幾度も勝利に導いてきた経験・実績というのは2人には無い財産。一見地味に見えても確かな仕事ができる選手だけに、チームの信頼を早くから勝ち取れるタイプです。

松田・松本は長打力が持ち味の内野手。大型遊撃手の松田はプロでは三塁、松本も三塁や一塁で打力を存分に発揮したい選手です。田中も同様に放り込める力があり、身体能力を活かしたアスリート系の外野手。かなり粗い選手ですが、大学の頃の柳田と同様に育成が難しい分、モノになれば大きな可能性も秘めています。3選手ともに長打力があり、1軍に巧打タイプが多いソフトバンクに加われば面白い存在でしょう。

【最後に】

昨年と比べて大きな戦力ダウンは無かったものの、個々の成績下降・不調をチームとしてカバーしきれなかったのが今年の反省点。1軍戦力をカバーしながら刺激を与えるための存在になる選手も指名するという、昨年までとは違った目的を達成すべきドラフトとなるように思います。そういう意味では、昨年まで以上に駆け引きが重要となる…という視点でもドラフトに注目してみてはいかがでしょうか。

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