2016年ドラフト候補藤平尚真!打撃も良いが投手で大成を!※楽天に1位指名されました!

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※楽天に1位指名されました!

「相手が分かっていても打てないストレート」を

横浜高校・藤平尚真

今年の甲子園を熱く盛り上げた一人。横浜高校のエ-ス藤平尚真投手。

2回戦で姿を消してしまったが、間違いなく今大会で輝きを放った一人であった。

その持っている能力は、間違いなくプロのスカウト達の脳裏に焼き付き、今秋のドラフト1位指名を得るであろう。

そんな大注目の彼について自分なりの視点で記事を書いてみたいと思います。

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簡単にプロフィールを

1998年9月21日生まれ

名前:藤平 尚真(ふじひら しょうま)

生年月日:1998年9月21日

年齢:17歳

出身地:千葉県

出身高校:横浜高校3年

身長:185cm

体重:83kg

ポジション:投手・外野手

投打:右投げ右打ち

最高球速:152km/h

球種:スライダー、フォーク

経歴

吉野ボーイズ(硬式)(千葉県富津市吉野小)/2010 千葉ロッテJr

1

千葉市リトルシニア(硬式)(千葉県富津市大貫中)

2

横浜高

3

 

藤平尚真投手が野球を始めたのは小学校1年生の頃です。

出身が千葉県富津市。吉野小学校1年生の頃から野球を始めました。

野球を始めたキッカケは祖父の影響です。

藤平尚真投手の祖父は少年野球の指導者で学校からの帰宅後は、祖父が練習相手との事

吉野ボーイズでは投手兼内野手として野球を始めます。

小学校6年生の時には、千葉ロッテマリーンズジュニアチームに入団し、12球団ジュニアトーナメントで優勝しています。

この時のチ-ムメイトに甲子園出場の石橋優稀 山梨学院大付や大澤翔 木更津総合がいます。

【中学時代】

中学時代は、千葉県の強豪「千葉市リトルシニア」に入団。2年生の春の全国選抜大会で「優勝」

3年時は、エ-スとしてもっとも優勝が困難と言われている「夏の関東大会」で優勝し、同時にジャイアンツ杯

の出場権も獲得。その後、全日本選手権・ジャイアンツ杯にも出場

2013年秋に日本で行われた「アジアチャレンジカップ」にU-15日本代表としても出場しました。

この大会にも後に甲子園に出場の「常総学院・鈴木・秀岳館・堀江等が居た」

U-15では主戦として活躍し、6試合・22回 30奪三振 防御率2.43好成績を収めた

中学時代から既にその名をしられ、最速140㌔代のストレ-トに打っても主力として数ある高校から

誘いを受けた。最終的に「横浜・浦和学院・八戸学院光星」の3校の中から、横浜進学を決めた

私も夏季大会を観戦したが、やはりストレ-トの伸びには目を見張った。

松坂が春夏連覇を達成した98年生まれで、母・直美さんに「何か縁がある」と聞かされてきた。「YOKOHAMAのユニホームを着て、甲子園に出る」と神奈川の名門に進んだ。

【将来はオリンピック選手?】

中学では、野球と並行して陸上もおこなっていた。千葉・大貫中3年時に走り高跳びで2メートル01をマークし、ジュニア五輪優勝。2か月足らずの練習で日本一となり、陸上でも60校近い高校から推薦の誘いを受けた。

○2013全日本中学陸上走高跳準優勝!

この時の記録が1m91

○10月のジュニアオリンピック走高跳優勝!

この時の記録が1m86

ちなみに自己ベストは2m1だそうです。

初めて2ケ月で、ジュニアオリンピック優勝なんて、もし陸上を続けていたとしたら・・・「リオで金・東京でも金」な~んて夢じゃなかったかも

知れませんねぇ~

【高校時代】

入学して間もなくの春季大会からベンチ入りし、順調に進んでいたが

2回挫折を味わう事になる。

1度目は2年生でエ-スとして挑んだ夏の神奈川大会

順調に勝ち進み、決勝に進出!この時の対戦相手が、のちに全国優勝を果たす「東海大相模」であった。

小笠原・吉田と言うドラフト候補の左右の投手を擁し絶対的本命の相手

この試合、先発は同じ2年生左腕の石川達也でした。しかし、その石川が強力打線相手にに捕まり、5回からリリーフしたものの、自慢のストレートを打たれ0-9で完封負け。

新チ-ムとなり、順調に勝ち進み、選抜出場をかけた「秋季関東大会」1回戦で、U-15チャレンジマッチでも一緒だった鈴木昭汰がエ-スの茨城常総学院に1-3で敗戦する。たった1本の本塁打で逆転負けをしてしまう。

この二つ敗戦が彼を変えた。冬場で10kgの増量に成功し、ストレートもMax152kmまでに進化しました。

長い冬を乗り越え、春にその花を咲かせた。順調に神奈川県大会を制覇する。

春季関東大会でも、その力を発揮し、チ-ムを準優勝へと導いた。

この大会で横浜高校の平田監督は、あえて藤平に背番号は①ではなく、⑩にする。彼のさらなぬ奮起を促す為だ

「もっとシンプルかつ王道の投球でいいんだ。ストレート、ストレート、スライダーで3球勝負でもいい。150キロを投げられる球があるわけだから、それを軸にして、王道のピッチングをしてほしいんだ。背番号1はお前がつけて、横浜の顔にならないといけない」

そう背中を押すと、藤平は開き直ったかのよう気迫を前面に押し出すピッチングスタイルになったと言う。

藤平のこだわりは「相手が狙っていても打てないストレ-ト」を投げることだ!

この恩師の粋な計らいが、藤平の完成系へと導いたのである。

夏は「名門・横浜」の背番号①を背負い県大会を優勝へと導き、念願だった甲子園出場を果たす

甲子園では、初戦の東北戦で7回を13奪三振と好投。見事に甲子園で躍動感を見せたのである

東北高校の選手たちが「あんなストレ-トは見たことがない」と言わしめた好投である。

続く2回戦では、同じくドラフト候補で「高校ビック3」の寺島がエ-スの履正社と対戦。

先発の左腕・石川が1-3と逆転された二回1死一、二塁で、右翼からマウンドへ。しかし、初球の146キロをいきなり捉えられ、右翼への適時二塁打を浴びた。以降は相手に得点を許さなかっただけに「あそこが勝負の分かれ目。抑えなきゃいけない」と、自分を責めた。

試合後は、対戦を熱望していた寺島に笑顔でエールを送った藤平。「いい甲子園でした」と、最後まで涙は見せなかった。

大会後、再びジャパンのユニフォ-ムに袖を通す。U-18侍ジャパンのメンバ-として、再び世界を相手に戦っている

スライダ-・フォ-ク・カ-ブ等の変化球も一級品。しかし彼の持ち味は「伸びのあるストレ-ト」である

このストレ-トへのこだわりには、この様なエピソ-ドが秘められていたのですね。

一体どの球団が獲得するのか、今から楽しみですね!

最後に今見える課題

藤平が今後、プロと言う大きな舞台で長く活躍をする為に

変化球の精度を上げる

ストレ-トは一級品だけに、スライダ-やフォ-クの精度をもう一段上げると、流石のプロでも対応が難しくなる投手になる

力を抜いて7~8割のスタイルを

馬力の大きさはすでにプロ向きだ!プロでは、先発・完投が出来る投手になってもらいたい。長いイニングを投げ抜くためには、全て全力では身が持たない。

また、力むと頭がぶれて球離れが早く、シュ-ト回転してしまう傾向にある。

高校時代は勢いで抑えられても、プロはそうはいかない。

ボ-ルゾ-ンは見極められ、甘く入れば捉えられる。

個人的には、この点を改善できれば大きな活躍が期待できると思います。

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