2016プロ野球FA一覧!目玉は誰だ!?阪神・巨人・SBの狙いは?投手・野手別に詳しく記載。必見です!

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2016年プロ野球FA市場は昨年とは一変して有力選手目白押し。阪神や巨人そしてSBはどの選手を狙っているのか。

ドラフト会議が今月20日と迫っている中、もう一つ各球団の補強として見逃せないのがFA。

2016年オフのFA市場は外野手中心に有力候補が多く、また実際にFA宣言する選手が多くなることが予想されています。昨年とは打って変わって活況となり、来年の勢力図が大きく変わるかもしれない今年のFAについて、ここで纏めてみたいと思います。

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【今季FA権取得選手】

まずは今季FAの権利を持つ選手の一覧です。

<広島>

江草仁貴  投手  左投げ左打ち 36歳 FAランクC

赤松真人  外野手 右投げ右打ち 34歳 FAランクC(海外FA権取得)

天谷宗一郎 外野手 右投げ左打ち 33歳 FAランクC

<巨人>

西村健太朗 投手  右投げ右打ち 31歳 FAランクB(海外FA権取得)

寺内崇幸  内野手 右投げ右打ち 33歳 FAランクC

坂本勇人  内野手 右投げ右打ち 28歳 FAランクB(海外FA権取得)

長野久義  外野手 右投げ右打ち 32歳 FAランクB

<横浜>

山口俊   投手  右投げ右打ち 29歳 FAランクB

石川雄洋  内野手 右投げ左打ち 30歳 FAランクB(海外FA権取得)

<ヤクルト>

松岡健一  投手  右投げ右打ち 34歳 FAランクC

畠山和洋  内野手 右投げ右打ち 34歳 FAランクB(海外FA権取得)

川端慎吾  内野手 右投げ左打ち 29歳 FAランクA

飯原誉士  外野手 右投げ右打ち 33歳 FAランクC(海外FA権取得)

坂口智隆  外野手 右投げ左打ち 32歳 FAランクC(海外FA権取得)

雄平    外野手 左投げ左打ち 32歳 FAランクC

<中日>

藤井淳志  外野手 右投げ両打ち 35歳 FAランクC(海外FA権取得)

大島洋平  外野手 右投げ左打ち 31歳 FAランクB

平田良介  外野手 右投げ右打ち 28歳 FAランクB

 

<日本ハム>

矢野謙次  外野手 右投げ右打ち 36歳 FAランクC(海外FA権取得)

陽岱鋼   外野手 右投げ右打ち 29歳 FAランクB

<ソフトバンク>

森福允彦  投手  左投げ左打ち 30歳 FAランクC

長谷川勇也 外野手 右投げ左打ち 32歳 FAランクB

吉村裕基  外野手 右投げ右打ち 32歳 FAランクC(海外FA権取得)

城所龍磨  外野手 右投げ左打ち 31歳 FAランクC

<ロッテ>

根元俊一  内野手 右投げ左打ち 33歳 FAランクC

<西武>

上本達之  捕手  右投げ左打ち 36歳 FAランクC

<楽天>

聖沢諒   外野手 右投げ左打ち 31歳 FAランクB

<オリックス>

岸田護   投手  右投げ右打ち 35歳 FAランクB(海外FA権取得)

糸井嘉男  外野手 右投げ左打ち 35歳 FAランクA

※いずれも現在の年齢ではなく、今オフに迎える年齢で記載しています。

【野手編】

日ハムの陽とオリックスの糸井をはじめ、中日の大島と平田、楽天の聖沢、ヤクルトの雄平と各チームの主力級の外野手がFA権を取得。かつ、権利の行使が有力視されています。

陽に関してはまだ30歳になるという年齢で、走攻守に加え高い人気を誇るのも魅力です。ドラフトでも相思相愛とされ、故郷・台湾からも近い福岡への移籍が噂されてきましたが、今季ギリギリまで優勝を争ったライバルチームで来季を迎えるのでしょうか…。

一方年齢的には30代半ばに差し掛かった糸井ですが、昨季は低調だったもののFA取得を迎える今季にしっかりと成績を残しました。衰えの心配がないという姿を見せたことで、阪神など複数球団が要マークしています。

かねてからの評価への不満に加え、オーナーの発言で流出が加速していると思われるのが中日の大島と平田。いずれも実績はありながら年俸は1億円には届いていないということで、移籍にあたっては現状よりはかなり好条件が望めそうです。

楽天の聖澤は島内宏明の台頭や打線の中核を担う助っ人の外野起用により出場機会が減少。移籍が濃厚とまでは言えないものの、FA宣言は行うものとみられます。

失速はしたものの今年の交流戦で活躍を見せたソフトバンク・城所や、優勝した広島の中で出場機会が多いとは言えなかった天谷といった外野手もFA宣言すれば、獲得に動く球団があるかもしれません。補償の必要が無いCランクの選手であり、ハマればレギュラー、バックアップや代走・守備要員という位置づけであればお買い得となる可能性があるといえます。

同様にCランクの選手としては上本達之、寺内崇幸といった経験豊富なベテランが候補に。上本は今季、元来ウリであった打撃でも好成績を残し、捕手に厚みを持たせたい複数球団が興味を持つと思われますが、現時点では残留が基本線のようです。寺内に関しても、あくまでレギュラーを見込める選手ではありませんが、内野ならどこでも守れるスーパーサブとして貴重な存在ということで獲得に動く球団もありそうです。

そして、既にFA権を保有している選手では藤田一也も行使の可能性が出てきました。楽天でレギュラーに定着し、飛躍を遂げた選手でありファンからも広く愛されていることから移籍の可能性は少ないと思われていましたが、最後のチャンスとして行使する考えもあるようです。二塁手としての守備は球界内でもトップクラスであり、選手としての活躍は勿論、若手選手の見本になる、引退後にコーチ職等での貢献も期待できるという観点から、補償を要するとしても獲得に動く球団が出てくるのではないでしょうか。

【投手編】

何といっても去就が注目されるのが、西武・岸孝之。今年が3年契約の最終年、7年連続2桁勝利など通算103勝を誇る右腕だけにFA宣言すれば今オフ最大の目玉となるでしょう。岸の地元、宮城が本拠地である楽天をはじめ、争奪戦になることが予想されます。

その楽天からは、永くリリーフ陣の中心として活躍してきた青山浩二がFA権行使を視野に入れているようです。近年は安定感を欠くという印象もありますが、通算で500試合近く登板、その殆どがリリーフというスペシャリスト。まだ老け込んでいるという訳でもなく興味のある球団も0ではないと思いますが、補償が必要となるBランクというのがネックになるかもしれません

同じくリリーフのスペシャリストと言えば、貴重なサウスポー・森福允彦もFA権行使の可能性があります。今年の年俸は1億越えですが、高年俸の選手が数多く在籍しているソフトバンクの中ではCランクということで、実際に行使すれば人気が出そうです。

岸に続き先発投手で注目される存在は山口俊。今や横浜のエース格であり、今季11勝をマーク。完投能力が高い点も魅力であり、年齢的にもこれから脂がのってくることから、このタイミングでのFAは高評価に繋がりやすいと思われます。とはいえ、チームは今季遂に初のCS進出を決め、永くチームを支えた三浦大輔が引退するという状況。更に選手会長も務めているだけに、中々移籍を目指すのは難しいかもしれません。

【まとめ】

現時点でFA権を行使しないと思われる選手については触れませんでしたが、それでも多くの有力選手の名前が挙がりました。

これだけの選手がFA市場に揃うというのは稀有であり、補強は勿論、各球団が流出を防ぐというところでも大事なオフとなりそうです。結果が来季のペナントを大きく左右するかもしれない、そんな今年のFA戦線からは絶対に目が離せません。

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