やって参りました中日契約更改2017!ということで今季最下位に沈んだ中日ですから、どうしても厳しい更改が多めになってしまいます。
そこに加えて大島・平田両外野手のFA流出を防ぐ為に当然UP提示。このダブルパンチにより活躍できなかった選手の大減俸は必須。
気になった更改選手の紹介に参ります!
【投手陣】
大野雄大
10800万円→8640万円 -20%
1億の大台を1年で割ってしまいました。まさにOh~No~ですね。失敬
冗談はさておき今季は129回しか投げれてませんので減俸もやむなしか。そして3年連続で続いてた10勝もストップと苦しい一年に。大野の魅力は勝ち負け数よりも長いイニングを投げる能力だと思うので来季はそこに期待です。ちなみにメジャーでは長いイニング投げれる投手のことをイニングイーターという呼び方があるくらい投球回というのは大事な項目です。
浅尾拓也
9800万円→7350万円 -25%
今季は登板数0で終わった浅尾も厳しい更改に。強いドラゴンズ時代の酷使が原因なのか近年ケガで苦しんでいるが、あのマートンが「浅尾が出たらノーチャンスだ」と言った程の投球がもう一度見たい!
近年の成績でこの年俸は功労者として球団に評価されているとも言えるので頑張れ浅尾!
小笠原慎之介
1500万円→1800万円 +20%
高卒ルーキーながら2勝を上げ300万円UP。期待どおりのスタートを切ったと言えのではないでしょうか。来季は開幕ローテそして1年間ローテを守るという活躍に期待です。
課題はやはり四死球を減らすこと。1試合平均5.8個を来季は3.0くらいまで落とすことができれば勝ちに直結しそうです。
【野手陣】
森野将彦
14000万円→8400万円 -40%
-40%と強烈な減俸。中日の日本人野手最高年俸だった森野も1億を下回り厳しい更改に。
現在39歳の森野が活躍できなかったというより、若手が全然出てこないという表現が正しい。高橋が春先にいよいよ本格化してきたというところでケガしたのがチームとしてかなり痛かった。来季森野はどこまでできるか選手生活終盤でもう一花咲かせ!
大島洋平
9000万円→15000万円 +66%
今までも活躍とFA年ということを考えれば当然の金額。大島は流石にFAで出ていくかと思われたが球団はいい仕事をした。
大島の成績で面白いのが隔年で活躍不調を繰り返していること。今季打率.292とまずまずだったので来季はパターンでいけば不調年なのだが果たして。
2011 .243
2012 .310
2013 .248
2014 .318
2015 .260
2016 .292
2017 ???
平田良介
7000万円→12000万円 +71%
平田も同じくFA年なので大幅UPで残留という結果に。平田も確実に出ていくと思われていたのに残留。しかも5年契約というサプライズ。いやはや事前の報道って本当あてにならないなぁと感じます。
平田もこの金額を意気に感じて来季は更に成績を上げてきそうです。打席でのスタンスとか革手袋無しとか平田って結構独特。東北戦での右中間フェン直は惜しかったなぁと記憶が蘇る。
【最後に】
大島・平田UP分は年俸上位の選手を減俸した分でまかなったといったところでしょうか。
落合GMのやり方がよく叩かれていますが、阪神のベテランそのまま中堅減俸のやり方より合理的ではないでしょうか。
とは言えチームが強くお客さんがたくさん入れば球団は渋ることもないでしょうからチーム再編が急務でしょう。森監督の手腕は果たして。