ヤクルト廣岡大志!U-23選出、早くも現れた山田哲人2世!?スイングそっくり

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東京ヤクルト廣岡大志。全国屈指のスラッガーとして名を馳せた智辯学園・岡本和真(現・巨人)に続き、高い評価でプロ入りを果たした廣岡。今年は高卒1年目ながら、2軍ではレギュラーとして奮闘。そして一躍注目を浴びたのは、9月末の三浦大輔の引退試合でのホームランでしょう。岡本から山田哲人へ、トップレベルの手本を身近にして、大きな可能性を感じさせる彼について改めて紹介します。

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【簡単なプロフィール】

名前:廣岡 大志

出身:大阪府大阪市

生年月日:1997年4月9日生まれ(19歳)

身長体重:183cm81kg

守備位置:内野手(右投げ右打ち)

出身校:智辯学園高

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 【経歴プロ入り前】

小学校から野球を始め、昭和中ではオール松原ボーイズに所属。第42回日本少年野球全国春季大会ではキャプテンとして同チームの初優勝・全国制覇に貢献。同年ジャイアンツカップでベスト8、15Uアジア・チャレンジマッチでは小笠原慎之介(現・中日)や長倉蓮、杉崎成輝(ともに現・東海大)、永谷暢章(現・JR東日本)ら錚々たるメンバーとともに日本代表入り、主軸も務めました。

名門・智辯学園に進学すると、1年春からベンチ入り。春季近畿大会では1回戦・箕島戦で途中出場からホームラン。夏は1試合の途中出場のみに終わりますが、秋の新チームからは三塁のレギュラーに。秋は強力打線の一角を担い県大会で優勝、近畿大会ベスト8入りを果たします。

翌春のセンバツでは初戦で4番、2回戦で1番を務めながら、両試合ともに好左腕相手にヒットを放ちました。

センバツ帰りの春季県大会も順当に制すると、近畿大会1回戦でホームラン。2年夏の奈良大会では毎試合ヒットを重ねながら、奈良高専戦でホームラン、大和広陵・立田将太(現・日本ハム)相手に2安打など活躍。打順こそ7番でしたが、打率.438かつ長打率は6割越えという数字を残しました。

自身初の夏の甲子園では、岸潤一郎(現・拓殖大)を擁する明徳義塾と対戦。9回にソロホームランを放つも、チームは初戦敗退に終わります。

最上級生となった新チームでは主将を務めるとともに、自身初という遊撃手に。県大会決勝でライバル・天理に惜しくも敗れましたが、廣岡はこの試合でも先制となるホームランを放ち、持ち味の打力は見せました。

翌春は県大会2回戦敗退、何とか自身の状態も戻して最後の夏に挑みましたが、2回戦で天理に敗れました。それでも、1回戦ではプロのスカウトが見守る中でホームランを含む3安打を放ち、改めて評価されています。

高校生でもトップクラスの大型内野手としての評価を受け、秋のドラフト会議ではヤクルトが2位指名。複数球団が指名を図っていたようですが、ヤクルトが高い順位での指名を決めました。

【経歴プロ入り後】

1年目からファーム公式戦でレギュラー格として出場し続けました。主に遊撃手、三塁手としても出場、打率は低いもののチームでは3名のみの規定打席到達選手のひとりです。

9月29日のDeNA戦で8番・遊撃手として1軍プロ初出場。この試合が引退登板であった三浦大輔から史上59人目となる初打席初本塁打を放つ衝撃のデビュー。セ・リーグの高卒新人による初打席初本塁打は高木守道(元・中日)以来56年ぶり、史上2人目という快挙でした。チームのシーズン最終戦にもスタメン出場し、今後に大いに期待を感じさせる1年目となりました。

【特徴や魅力】

とにかく強くスイングできるのが一番の魅力であり、今季2軍でも公式戦で10本塁打をマーク。既にファームでもトップクラスの長打力を見せています。空振りも非常に多いのですが、とにかく振っているといえます。

とはいえ、あくまで先輩の岡本のような高々と放物線を描くホームランではなく、強烈なライナーでスタンドインというのが廣岡の本質であると智辯学園で指導した小坂将商監督は語っています。

守備ではさすがにエラーも多いものの、プロでも遊撃手としてスタートを切れたのは大きいでしょう。三塁手など他のポジションも考えられますが、まずは遊撃手として取り組んでいくことが期待されます。

とにかく心身が強く、怪我をしにくいということから指導者としても鍛えがいがある選手ではないでしょうか。

 【まとめと将来について】

2年連続トリプルスリーという史上初の偉業を成し遂げ、今や日本球界屈指の存在となった山田哲人を追う存在というのも言い過ぎではない、そう思わせるだけの光るモノを1年目から見せつけたのではないでしょうか。

フォームも目指す打撃のスタイルも、守備でも貢献度の高い選手としての理想像も山田哲人がピッタリ。一方で、これだけ振れるショートなら池山隆寛が重なる方も少なくないでしょう(球団としても背番号から池山のように…という想いがあるのでしょう)。いずれにせよ、目標となる選手・野手育成の土壌があるヤクルトというチームで、大きく成長していくことが期待されます。鳥原公二チーフスカウトや宮本賢治2軍監督をして、早くから1軍で勝負できると言わしめているだけに、山田哲人との二遊間が名コンビになるという日も遠くないのかもしれません。

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