西武高橋光成が西口風フォームで来年こそ大暴れの予感!

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西武高橋光成背番号17。今年も甲子園出場を果たすなど、今や野球ファンの間で高い知名度を誇る群馬・前橋育英ですが、その名を全国に知らしめたのは2013年夏、初出場での甲子園優勝です。その原動力となったのが当時2年生エースだった高橋光成。安樂智大(楽天)とともに高校球界屈指の右腕と称され、ドラフト1位で西武入り。1年目から1軍で5勝、2年目の今季も奮闘を続け、将来の中心投手と目される彼について改めて纏めてみました。

【簡単なプロフィール】

名前:高橋 光成

出身:群馬県沼田市

生年月日:1997年2月3日生まれ(19歳)

身長体重:188cm90kg

守備位置:投手(右投げ右打ち)

出身校:前橋育英高

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経歴(プロ入り前)

小学校から野球を始め、利根ジュニアでプレー。利根中から投手に専念すると、地区の選抜チームであるNBAトレジャーズでもプレー。高校でもライバルとなり、ともに高卒プロ入りを果たす脇本直人(現・千葉ロッテ)とチームの2枚看板、関東大会優勝を経験しました。

前橋育英では1年夏にベンチ入り、1年秋にはエースに。

同年の秋季県大会では全6試合に先発。準決勝・太田工戦で15奪三振1失点完投、決勝・健大高崎戦では2点のリードを守り抜く3安打完封と勝ち上がりながら内容も良化。見事にチームを優勝に導き関東大会に臨みますが、初戦で浦和学院相手に敗退。課題だった制球面の不安を露呈する結果となり、ここから一層鍛えこんでレベルアップを図ります。

翌春の県大会も順当に勝ち上がり、決勝では秋に続き健大高崎と対戦。前日の準決勝で完投した高橋もリリーフで好投し、延長12回の末に勝利。秋に続き、県1位校として参加した関東大会では初戦で大下誠一郎(現・白鴎大)に4安打を許すも、白鴎大足利に完投勝利。決勝では秋に敗れた浦和学院相手に再び先発、4回までは無安打投球も、粘り強い浦学打線を封じきれず4失点完投負け。

優勝候補筆頭として臨んだ2年夏の県大会は継投で勝ち進むも、決勝・東農大二戦では自己最速148キロをマークしつつ、被安打4の完封という圧巻の投球で3季連続の県制覇・同校初の甲子園出場へと導きました。

甲子園では初戦・岩国商戦で9者連続を含む13奪三振完封勝利という衝撃の全国デビュー。2回戦・樟南戦では球速を抑えながら、打たせて取る投球で2戦連続の完封勝利。2試合ともに1点しかないリードを守り抜いての達成というところにも彼の凄さが表れています。

3回戦では浅間大基・高浜祐仁(いずれも現・日本ハム)を擁する横浜打線相手に1失点完投勝利、浅間・高浜ともに無安打に封じました。準々決勝では常総学院相手に追い込まれるも、9回2死から自身のタイムリー三塁打で同点に追いつき延長の末に勝利。5イニングのロングリリーフで毎回の10奪三振無失点という好投でサヨナラ勝利を呼び込みました。

準決勝では立ち上がりに苦しむも、日大山形相手に1失点完投。

決勝ではここまで全試合登板、ほぼ1人で投げ抜いてきた疲労や腹痛でコンディションは最悪だったものの気力で先発完投。日南学園相手に大会通じて初めての自責点を含む3失点で先制を許すも、直後に味方が同点に追いついてからは相手打線に得点は許さず、最終的に1点のリードを守り抜きました。同校が初出場で初優勝を果たす立役者となった2年生エースということで、一躍全国的な注目を浴びる存在になりました。

甲子園の後には18Uワールドカップ日本代表入り。自身の登板自体は2試合のみで限定的だったものの、準優勝を経験。ちなみに、後に西武でバッテリーを組むことになる森友哉がチームの主将を務めていました。

帰国後すぐの秋季大会初戦はビハインドからリリーフ登板。疲労を隠せない中、自身も追加点を奪われて敗北。甲子園優勝校がまさかの初戦敗退ということで話題にもなりました

翌春は右手親指骨折の影響で登板せず、チームも2季連続の県大会初戦敗退に終わります。

甲子園連覇をかけて臨んだ最後の夏は初戦で5回12奪三振無失点という快投で復活を印象づけましたが、次戦で宿敵・健大高崎に逆転負け。無失点投球を続けていたのが一変、7回2死から制球を乱すと、脇本に逆転打を浴びるなど一挙6失点を喫してしまいました。

2年夏の甲子園優勝以降は上位進出は無かったものの、その実力に対する評価は依然高く、2年連続のU-18日本代表入り。練習試合では自己最速を更新する149キロをマーク。U-18アジア野球選手権では2試合に登板し、いずれも無失点と好投しました。

ドラフト会議では、事前に西武が菊池雄星以来の1位指名を公言。単独の1位指名という形となり、西武へ入団しました。

 経歴(プロ入り後)

1年目は高卒ルーキーながら8月に1軍昇格。プロ初登板・初先発となったソフトバンク戦では敗戦投手となるも、次戦のオリックス戦でプロ初勝利。ロッテ戦で初完投・初完封を達成するなど8月だけで4勝を挙げ、両リーグの最年少記録での月間MVPを受賞。

2軍の試合で最速154キロをマークするなど、プロ1年目からポテンシャルの高さを見せており、早速5勝を挙げたということからも将来のエースとして一層期待が高まるようになりました。

2年目の今シーズンは開幕ローテ入りは逃すも、4月末にシーズン初先発を果たすと、その後は先発ローテに定着。2カ月にわたり、自身8連敗を喫するなど9月末現在で4勝11敗と大きく負け越しているものの、低迷するチームの中で今後を担っていくべく奮闘しています。

【特徴や魅力】

高校では当初、長身から投げ下ろす速球の威力こそあるものの、制球に課題がある投手でした。それが、2年夏の甲子園では140キロ前後で不調でもコースを突きながら、キレのある変化球も交えてゲームメークできる実戦的な投手に変身。故障を経て、更にパワーアップを遂げた高校最後の夏以降、プロに入ってからもグングン球が速くなっていった一方で制球面のバラつきも再び気になるように…。より躍動感のあるフォームになった一方で、反動を利して体を大きく使うことが精度に影響しているのかもしれません。

150キロ近く出せる速球は持っていますが、あくまで変化球含め丹念にコースに集めて打たせて取る投球が基調です。今のスタイルで勝つためには、制球をより安定させて長いイニング保つことが当面の課題になりそうです。

性格的にも普段は温厚ながら、マウンド上では冷静かつ攻める姿勢を出して行ける投手らしい投手。シルエットや所作からも、歴代の西武のエースの系譜を継ぐ存在として期待したくなる「華」を感じさせるのも彼の魅力かもしれません。

 【まとめと将来について】

これだけの大型で150キロのボールを持っているということからねじ伏せる剛腕になってほしいという考えも当然あると思います。しかし、角度を活かしつつも内外投げ分けて打ち取っていく、縦の変化に加え、カーブやツーシームも交えて幅広い攻めを磨いているということから、野村祐輔(広島カープ)のようなスタイルが目指す形なのかもしれません。

今シーズンは成績上は苦しんでいますが、今後永くチームを担っていくための勉強期間として貴重な経験を積んでいるのではないでしょうか。ドラフト1位とはいえ、まだ高卒2年目ですが、来季以降は若返りの進むチームの主力となっていくことが期待されます。

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