新旧ドラ1対決!佐々木千隼vs. 斎藤佑樹

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20170407

4月6日千葉ロッテ-北海道日本ハム3回戦の先発投手は、新旧ドラフト1巡目指名投手の対決となりました。
ロッテは、昨年のドラフト1巡目、注目のルーキー佐々木千隼。
一方、日本ハムは、2010年のドラフト1巡目の斎藤佑樹です。

風速13m/sの強風下、試合は始まります。
風速計ではレフト方向から1塁方向への風向を示しています。
しかし、ZOZOマリンスタジアムでは、外野からの風がバックネット裏のスタンドに当たって、投手方向に流れるため、投手にとっては逆風となり、変化球の曲がりが増します。
速球のスピードに勝る佐々木よりも、変化球主体の斎藤に有利な状況と言えます。

さて、試合は1回の表裏、両投手とも三人で打ち取り、上々のスタートを切ります。
先制したのはロッテ、2回裏に井上のタイムリーで1点取りました。
斎藤は、フォーシームかツーシームかはわかりませんが、インコースの投球でバッターを詰まらせて打ち取ることができませんでした。
詰まらせればサードゴロかショートゴロですが、打球はレフト前へ。

一方の佐々木は、プロ入り初登板の緊張からか、制球が今一つでした。
1回、2回に合計3四球許しますが、何とか抑えました。
しかし3回表、三度目となってはプロは許してくれません。
フォアボールで出た中島が盗塁で2塁に進み、西川のタイムリーで同点。
ここで崩れないのが大物ルーキーたる所以で、1点にとどめます。

4回表、先頭の中田にヒットを許し、2死後レアードをフォアボールで出しますが、これは無理な勝負はせず、9番市川との勝負を選択した結果です。
市川を打ち取り、ピンチを切り抜けました。

すると、4回裏ロッテ打線が佐々木にプレゼントを。
先頭鈴木がデッドボールで出ると、1死後井上がタイムリーツーベースを放ち、1塁から鈴木が生還し、1点勝ち越します。

5回表、ランナーを出しながらも失点なく抑えたところで、佐々木は交代。
デビュー戦は、5回97球を投げて被安打3 奪三振5 与四球6 失点1 自責点1という結果でした。
初登板ということで、まずまずの結果だったと思いますが、本人は満足ができなかったのでしょう、表情は硬いままでした。

一方の斎藤、5回を投げ終わり満足げな表情でベンチに引き上げる姿がありました。
負けている状況でこの表情にはいささか疑問符をつけたくなりましたが、5回2失点は上々の内容、斎藤が今置かれている状況を痛感しました。

6回裏もマウンドに上がりましたが、先頭バッターをフォアボールで出したところで交代。
ベンチに下がり座った斎藤に笑顔が見られたのが印象的でした。

斎藤の後を受けた公文が打たれ、この回3失点で5-1とロッテが大きくリード。
斎藤が出したランナーが生還したので、斎藤の失点、自責点は3となりました。

試合はこの後両チームのリリーフ投手が失点なく抑え、5-1でロッテが勝ちました。

ロッテ打線、特に3安打4打点の井上の活躍と、有吉、大谷、内、益田の好リリーフのおかげで、佐々木にプロ入り初勝利がつきました。
ハンカチ王子風に言うならば、佐々木は「持ってる」ということに。

佐々木は、初登板の緊張からか制球が乱れてフォアボールが多かったですが、元来はこれほど制球の悪い投手ではないので、次回以降は6回、7回、あるいは完投も期待できると思います。投球自体にはやはり非凡なものがあり、球のキレで三振、凡打に打ち取ることができていました。

斎藤は5回0/3、87球を投げて被安打6 奪三振2 与四死球2 失点3 自責点3という結果でした。
球数だけ見るとまだまだいけそうな感じがしますが、実際の投球からは「いっぱい いっぱい」という印象を受けました。
結果的には、後を受けた公文が打たれて3失点してしまいましたが、斎藤が続投していたら結果は変わっていたと言い切れないのが残念なところです。
栗山監督の判断も致し方なしです。

新人王の呼び声が高い佐々木、崖っぷちのシーズンとなる斎藤、両投手の次の登板も注目が集まります。

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