WBCでメジャーリーグが注目した日本人投手は千賀滉大

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WBCというのは世界各国がそれぞれの国における代表選手を送り出してくるため、特にメジャーリーグのスカウトはこの大会に目を光らせていると言えます。
世界各国の中にメジャーリーグのチームのスカウトが注目する選手というのがそれぞれいると思われますが、日本代表ということで言えば千賀滉大投手はその1人になります。
元々メジャーリーグのスカウトは日本代表では大谷翔平投手に注目していましたが、彼が代表を辞退した中では1番に注目されていると言っても過言ではないかもしれません。

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なぜ千賀滉大投手はメジャーリーグのスカウトから注目されているのか?

千賀投手がメジャーリーグのスカウトから注目されているというと、きっかけはWBCの1次ラウンドのオーストラリア戦で好投をしたことでしょう。
代名詞にもなっているフォークボールを武器に完璧に押さえ込んだことが印象に残ったはずです。ただ、千賀投手にメジャーリーグのスカウトが注目している理由は大舞台で結果を出したからだけではないと言えます。

彼の場合にはソフトバンクでのシーズン中から多少なりとも注目されており、その評価がWBCを通じて高まったということに過ぎないのです。
元々彼はフォークボールを武器にしており、そのフォークの落ち方も非常に特殊です。ここがメジャーリーグでは武器になると考えられているのです。
というのも、メジャーリーグでは落ちるボールを投げる投手は少ないです。したがって、バッターが対応しづらいという面がありますから、スプリットやフォークを持った投手というのは希少性の点から通用する確率が上がるとされています。

ここがメジャーリーグのスカウトから見たときに特に大きな魅力になる部分でしょう。

フォークやスプリットを武器にした日本人投手が活躍しているのも大きい

すでにメジャーリーグで活躍している日本人投手の中には、上原浩治、岩隈久志、田中将大などスプリット、フォークなどの落ちるボールを決め球にして活躍している例があるため、それも追い風になると思われます。

千賀投手のフォークに関しては、これらの投手に引けをとらない威力を持っていると思われるため、メジャーリーグのボールやマウンドに上手く対応ができれば、すでに成功している日本人投手らと同様の活躍ができるのではないか?と思われているのでしょう。

スプリットやフォークといった落ちるボールを投げられるか?どうかという点は、メジャーリーグで活躍できるか?否か?に大きくかかわってくる要素と言えるのです。

アマチュア時代に酷使されてこなかった点も評価対象

千賀投手の場合には高校時代からそこまで有名な選手ではありませんでした。そのためソフトバンクに入団したときには育成契約だったのです。そこがメジャーリーグのスカウトから見たときにはかなり評価される部分になります。

アマチュア時代にそこまで有名ではなかったということは、そこまでは酷使されていないということになるからです。アマチュア時代から有名な投手は甲子園を目指す地方予選、甲子園本戦にかけて非常に酷使されがちで、それは日本のプロ野球球団のスカウトも心配しているほどです。
したがって、それが理由で故障につながるリスクもあるわけですから、千賀投手のような才能溢れる選手がアマチュア時代に酷使されていないという事実はかなり評価対象になるのでしょう。

メジャーリーグでも、日本のプロ野球でも、故障のきっかけになると言われている高校時代の連投などは問題視されていますが、それが緩和されることは考えづらいですし、逆に言うと高校時代にそこまで酷使されていない投手は、将来的な故障リスクが低いということでそこが1つの魅力になる可能性もあるわけです。千賀投手の場合には本人の能力や実績の面でも評価されていますけど、故障リスクが低いとされている点でもメジャーリーグのスカウトから見たら獲りたい逸材と言えるのではないでしょうか?

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