東京ヤクルトに入団した大松尚逸はかつての打撃を取り戻せるか?

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2016年まで千葉ロッテマリーンズに在籍していた大松尚逸選手は、そのシーズン限りで千葉ロッテを退団し、東京ヤクルトスワローズに入団しました。かつては千葉ロッテでクリーンナップを打つほどの選手で、将来性を期待されていましたが、30歳を過ぎた辺りからなかなか結果が出ずに、スタメンに名を連ねる機会も少なくなってしまったのです。そして、2017年から東京ヤクルトの一員としてかつての輝きを取り戻しにかかっています。東京ヤクルトとしても、左の長距離砲の存在がなかったので、大松選手が上手く機能することでチームが強くなるという思惑があったのでしょう。

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パリーグ出身の野手がよく活躍している近年の東京ヤクルト

東京ヤクルトというと、最近はパリーグ出身の野手がよく活躍しています。オリックスから入った坂口智隆選手は外野のレギュラーを獲得していますし、北海道日本ハムから入った鵜久森淳志選手は右の台だとして重用されていますから、東京ヤクルトという球団は近年パリーグ選手の活躍の舞台となることが比較的多いです。そうなると、左の台だとしても大松選手への期待は膨らむでしょう。左の代打が東京ヤクルトではそこまで多くないですし、ホームランを打てるような選手がなかなかいないので、ここぞという場面で大松選手が起用される可能性があります。ただ、大松選手の場合には代打以外でもチャンスがある可能性があると言えるでしょう。

バレンティン選手の去就によっては大松選手にスタメンの可能性もありうるか?

東京ヤクルトというと、外野の一角を担っているバレンティン選手の去就が気になるところです。これまで長らく東京ヤクルトの打線を引っ張ってきたバレンティン選手ですが、今後はメジャーリーグに復帰するという可能性も指摘されています。したがって、バレンティン選手がメジャーリーグに復帰するとなると、外野が1つ空くということになります。そこに誰が入るか?は分からないものの、大松選手が入れる余地も残っているわけです。それに大松選手は外野であれば3つのポジションどこでも守れるという強みもありますから、もし外野のポジションが1つ空けばそこに割って入れるチャンスも大いにあると言えそうです。まずは代打で結果を出したりしないといけないかもしれませんが、そこで結果を出せばスタメンへの道も開かれるでしょう。バレンティン選手がもしメジャーリーグに復帰すれば、東京ヤクルトにとってはかなり痛手になると思われますが、大松選手にとってはプラスと言えるのではないか?と思います。

バレンティン選手の去就をカバーする存在として大松選手の長打力には期待される?

バレンティン選手の魅力というと、やはり長打力が魅力ということも言えると思いますが、その穴を埋めるのは容易ではありません。長打力のある選手を獲得したり、育てるというのは非常に難しいので、かつて長打力が売りだった選手には自然と注目が集まるでしょう。大松選手は2008年には24本塁打を記録した選手でもあるので、実績があるという部分は大きいでしょう。年齢の問題もあるのでチャンスはそう長くはないかもしれませんし、バレンティン選手が東京ヤクルトを退団するか?どうかも分からない状況なので何とも言えない部分ではありますが、東京ヤクルトという球団は彼にとっては復活できる可能性を持ったチームであると言えるのではないでしょうか?千葉ロッテ時代のチームメイトである成瀬善久投手もいるので、尚更やりやすさはあるかもしれません。環境的にも良いチームに入れたと思うので、このチャンスを生かすことができれば、本人の成績も上がっていくでしょうし、チームの優勝にも貢献できると思います。

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