巨人の試合中継をめっきり見なくなってしまった。
そう感じている人は多いのではないでしょうか。
シーズンが終わると、珍プレー好プレーのようなバラエティ番組も過去は放送されて、
それこそ清原が番長とか、その子分が元木でクセ者だったり個性が強かったような気がします。
でも、今個性が弱い気がするのは、たぶんテレビなどの露出が少ないだけ・・・という見方もあります。
球場に行けば、楽しめる環境は揃っています。
でもそれは、ある程度野球を知った人だけ・・・というのも考えた方がいいと思います。
まず、選手を知ってもらう以前に、簡単なルールを知ってもらう。実際にバッティングもしくはピッチング体験を1打席設けるのもアリだと思うし、試合当日のパンフレットなんかに『ここだけは見てほしい!』的な部分を徹底的にわかりやすくマンガにしてみたり、選手の特徴をパワプロのように書いてみたり(コアなファンしか分からないと思いますが)、
とにかく新規さんいらっしゃいのスタンスで、敷居を低く構えて球場ファンサービスを進めてほしいです。
というような記事をよく見ます。が、、、
本当に低迷しているのでしょうか?
むしろ人気が出てきていると解釈した方がよいのでは?
と思うのは私だけでしょうか。
今はSNSの普及であっというまに人気が爆発する時代です。そう、あのピコ太郎のように、、、、w
ということは各球団の努力次第で十分人気を取り戻すことは可能なのです。
テレビ中継がなくなったからとか関係ないんです。
ファンに対する様々なサービスを行う球団の努力がすこしずつ実を結んできているのではないでしょうか。
実際に、各球団おもしろいファンサービスや観戦サービスを展開しています。
例えば、西武ドームで試験運用されているのは複数のカメラで撮影した様々なアングルの映像をスマートフォン向けに配信する「マルチビュー映像配信サービス」。これにより、客席からは見ることができない選手の表情や動きを見たり、見逃したシーンやもう一度見たいシーンを様々なアングルからリプレイで楽しむことができます。
MAZDA Zoom-Zoom スタジアムを完成させた広島は、ベースボールパークをテーマに、球場飯は選手プロデュースメニューなど豊富、カープうどんなどが人気メニューにあり、BBQをしながら観戦できる席やカフェもあったり、若手育成に力をいれており、カープ女子などという言葉が飛び交うほど、女性ファンが増えました。
横浜スタジアムでも、DeNAが株式を取得、コミュニティボールパークのコンセプトを取り入れ、チーム成績は低迷していましたが、球場への来場者数は大幅に伸ばし、スポンサー収入も格段に上がり、黒字化しました。そして今年は3位に躍進という功績をあげています。
プロ野球全体で見ても、この5年間で、約15%も1試合当たりの観客動員数が増えているそうです。
ということは、時代の変化と球団の努力とともに、野球というスポーツに対する国民の接し方が変化しているという見方がベターなのかと思います。
また、各球団の面白い取り組みについて記事を書いてみたいと思います(^u^)