ドラフトで横浜DeNAベイスターズが3位指名の秀岳館松尾大河!数少ないプロ高評価の野手松尾の魅力とは?

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※DeNAベイスターズに3位指名されました!

好投手が居並んだ今年の甲子園。その一方で、野手は目ぼしい選手が少ない?という声も。そんな中でプロのスカウトから評価する声が上がったのが松尾大河。強力打線・秀岳館の主力選手とはいえ、小柄な彼がそこまで注目・評価される訳とは??

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簡単なプロフィール

名前:松尾 大河

出身:大阪府茨木市

生年月日:1998年4月5日生まれ

身長体重:174cm73kg

守備位置:内野手(右投げ右打ち)

在籍高校:秀岳館

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【経歴】

小学校で野球を始めると、中学時には名門・オール枚方に所属。既に多くの野球ファンが知っている通りですが、現在の秀岳館監督・鍛治舎巧氏の元で中学5冠という史上初の偉業を達成した時のオール枚方のメンバーが松尾や九鬼隆平他多数、秀岳館に入学しました。

秀岳館入学後すぐに遊撃手としてレギュラーの座を掴むと、1年夏・2年夏には打順は主に下位ではありましたが全試合に出場。この頃には既に今夏の主力メンバーが数多く出場していましたが、遊撃手という要職でフル出場していたというのはやはり素晴らしいことでしょう。

2年秋には1番として打撃でもチームを牽引する役割を担い、前年の秋に敗れた九州学院を下しての県大会優勝。1回戦で東邦には敗れましたが、明治神宮大会も経験しました。

そして翌年のセンバツ、チームは初戦で高橋昂也擁する花咲徳栄を接戦の末に破ると勢いに乗り、準決勝進出。延長の末に高松商に敗れたものの、ベスト4という結果を残しました。松尾も2回戦の南陽工戦でホームランを放つなど、4試合中3試合でヒットを放ち確かな打力を見せつけました。

3年夏は濟々黌に熊本工、文徳、九州学院と名だたる高校を次々と破り、大本命というプレッシャーの中で見事に熊本大会を制します。同校らしい打力で打ち勝つだけでなく、鍛治舎監督がテーマに上げた機動力も駆使して攻めるという野球を特に体現する選手として、松尾は春までとは互いに打順が入れ替わった原田拓実とともに盗塁を量産。

そして甲子園では、春に続きホームランを放つなど再び攻守に躍動。チームの春夏連続ベスト4に大いに貢献しました。

その実力が認められ、チームメートの九鬼隆平とともにU-18日本代表に選出されるとアジア選手権でも主力選手としてプレー、首位打者に輝くなど大活躍。プロ志望届を提出済で、運命の日を待ちます。

 特徴や魅力

まず、遊撃手としての守備に関しては今年の高校生でもトップクラスと言えます。とにかく軽快なフットワークで広い範囲の打球をカバーすると、捕ってから送球までの動作も機敏で余計な動作が少ない、速いだけでなく応用が効いて「安定している」という点で非常にプロフェッショナルとしての資質があるのではないでしょうか。

また、もともとかなりの俊足でしたが、この夏に積極的に盗塁を仕掛けるようになった事で意欲にしろ技術にしろ進境が見られたのではないでしょうか。二塁打・三塁打を量産できるタイプですし、更にその足を存分に生かせるようになれば相手にとってかなりの脅威になるはずです。

そしてメキメキと伸びてきたのが打撃。小柄でも体の馬力と持ち前のフルスイングでガツンと持っていける強打が光っていましたが、昨年まではレベルの上がった投手の変化球にはどうにも苦しいし、率を残せるか・先々木製バットで対応できるかといった点では??という感もかなりありました。それが今年、全国でもしっかりとコンスタントに結果を残して、更には木製バットでも打ちまくったということで一皮も二皮も剥けたような印象です。

まとめ・将来性

小柄であることは全く気にならない走攻守高いレベルにある選手であり、プロのスカウトが気に留めるのも納得です。

2番も務めていましたが、本質的には1番で積極的に思いっきり打っていきたいタイプかと思いますし、アグレッシブな気質が良い方向に出ています。あとはどれだけ上のレベルでも持ち味を発揮できる強靭さが備わるか、かつ状況に応じたケース打撃ができるのかといったところでしょうか。

フォームは異なりますが、豪快に踏み込んでフルスイングしていく自分のスタイルを貫く打撃と堅実な守備を併せ持った谷内亮太(ヤクルト)、更に欲を言えば松井稼頭央のような球界の顔になるような選手に成長していって欲しいです。

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