近江京山将弥がプロ志望届提出!滋賀県の最高傑作とまで言われる能力とは?横浜DeNAベイスターズに4位指名されました。

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※横浜DeNAベイスターズに4位指名されました!

ドラフト候補近江京山将弥がプロ志望届を提出しました。大学進学が噂されていたので、待ってました!という思いです。

近江のエースと言えば現役の小熊凌祐(現・中日)や石田光宏(現・東京ガス)、プロに進んだ木谷寿巳(元・楽天)や竹内和也(元・西武)に去年までの小川良憲(現・駒澤大)ら好右腕が担うというイメージも強いでしょう。そんな中で歴代屈指の潜在能力・資質ともいわれるのが京山将弥。今夏甲子園でも初戦敗退ながら、高い評価を受ける彼の魅力や特徴について紹介します。

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【簡単なプロフィール】

名前:京山 将弥

出身:滋賀県大津市

生年月日:1998年7月4日生まれ

身長体重:183cm72kg

守備位置:投手(右投げ右打ち)

在籍高校:近江

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【経歴】

小学校から軟式野球を始め、北大路中では大家友和が設立した強豪チーム・草津シニアに所属。後に高校でも共にプレーする内林瑞貴(当時は内林の方がエース格)らとともに腕を磨き、全国出場も経験しました。

県内屈指の強豪校・近江高に進学。1年夏にはベンチ入りし、内林とともに滋賀大会1試合にリリーフ登板するも、甲子園での登板は叶いませんでした。

秋季大会でも、それぞれ短いイニングながら登板を重ねます。準決勝の彦根東戦では1点ビハインドの8回に登板、満塁のピンチを迎えるも無失点で切り抜けて、9回の劇的な逆転勝利につなげました。チームは夏に続き、2年生エース・小川良憲の活躍で県制覇。近畿大会では準々決勝・立命館宇治戦でリリーフ登板も、小川を打ち崩した打線の勢いにのまれてしまい、1イニングで3失点。

出場枠の最後の1枠を勝ち取って出場した翌春のセンバツでは2回戦・県岐阜商戦の9回にリリーフ登板。初の甲子園のマウンドで1回を無失点、140キロ台をマークするなど事前の注目度は低かったもののグッと株を上げた大会となりました。

春季大会では準決勝の近江兄弟社戦で先発し、1失点完投。近畿大会では智辯和歌山の強打に屈し失点を重ねましたが、着実にチームの主力投手へと成長。

2年夏はエース・小川が調整不足で状態が上がっていなかったこともあり、初戦の先発から全5試合に登板。2回戦以降は小川をリリーフする形で無失点投球を続けましたが、チームは決勝で敗れ、2年連続の夏制覇はならず。

新チームからはエースも、腰痛の影響からフル回転・本来の投球とはいかず。秋季大会準々決勝で翌春のセンバツに出場することになる滋賀学園にサヨナラ負け、近畿大会出場・その先にあった2年連続のセンバツ出場を逃します。

翌春の県大会はエースナンバーを内林に譲り、3回戦では自身の登板が無いままで再び滋賀学園相手に惜敗。

復調して臨んだ最後の夏は6試合中4試合に登板し2完封、大会通じて無失点という圧巻の投球でチームの2年ぶりの夏優勝に貢献。

有力投手の一人に数えられた今夏甲子園では、1回戦から常総学院・鈴木昭汰との投げ合いが期待されていましたが、チームの策として先発することはなく結果的にビハインドからのリリーフ登板に。ブルペンで全然投げ込んでいない中での緊急登板だったものの、自己最速の147キロをマークした快速球で甲子園を湧かせます。結果的には自身も6失点を喫しての大敗も、その資質の高さを改めて全国で証明してみせました。

プロのスカウトも熱視線を送っていたものの、夏までは進路は大学進学が有力視されていました。ところが、ここに来てのプロ志望届提出ということでドラフト会議での指名が期待されます。

【特徴と魅力】

まだ体の線は細いですが、しなやかにバランス良く放れるメカニズムや指先感覚含めたセンスが光る好投手です。

スピン量が多くてグッと低めにも伸びてくる140キロ台はまさに快速球、変化球もカットボールにカーブ・スライダー・ツーシームなど豊富で、いずれも使いこなせるレベルにあります。

速球の質がクローズアップされますが、近江の右腕エースらしく、どれが突出している・偏っているとかではなくマウンド捌きよく、総合力で勝負できる実戦向きの投手です。

【まとめと将来の期待】

前項のように、決して力任せでない・体が出来ていない中での今の投球ということで、末恐ろしい資質の持ち主ではないでしょうか。

順調ならすぐに150キロ越えも果たしそうですが、あくまで変化球も上手く使いながら、低めへ集められるスタイルを継続してほしい投手。そういう意味ではプロの理想像としては金子千尋(オリックス)でしょうか。快速球でも変化球でも打者を牛耳っていく、試合を支配できる投手になっていける可能性を秘めていると感じます。

最後の夏の登板では打ち込まれたものの、本人やはりプロでという想いが固まったのには確たる想いがあるのでしょう。プロ指名は有力視されていますが、果たしてその将来性に対してどれだけの評価での指名となるのか注目が集まります。

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