辻新監督に求められる守備の立て直しと、きめ細かい野球で上位進出を狙う
2016年データ
成績:64勝76敗3分(4位)
得点:619(2位)
失点:618(4位)
得失点差:+1(3位)
1点差:15-23
ホーム:34-36-1
ロード:30-40-2
交流戦:9-9
観客動員:1,618,194(11位)
成績:64勝76敗3分(4位)
得点:619(2位)
失点:618(4位)
得失点差:+1(3位)
1点差:15-23
ホーム:34-36-1
ロード:30-40-2
交流戦:9-9
観客動員:1,618,194(11位)
得失点差+58で貯金0だった2015年に続き、昨年は+1借金12。この数字を見れば、チーム低迷の大きな要因がベンチワークの拙さがあったのは明白だ。新指揮官として、黄金期の名二塁手だった辻監督を選んだのもそれが理由だろう。新監督の最初の仕事は、いずれもリーグワーストの101失策、被自責点75だった守備陣の立て直しとなる。特に三塁は9人を起用して22失策、遊撃も7人で19失策と三遊間に大きな穴が開いていた。内野守備が安定すれば、三振の取れない投手陣(奪三振率6.77はリーグ5位)の助けにもなる。大黒柱の岸孝之が退団し、多和田や高橋光の成長があってもなお、全体的なクオリティの低下が避けられそうにないことを考えればなおさらだ。
投手を助けるという点では、打者陣のより一層の援護も必要だ。昨年は本塁打がリーグ1位、得点も2位。メヒア、浅村、秋山は各々のポジションで最強クラスの打者であり、森が保守として固定できればさらに得点力は上がる。だが、犠打成功率.730は2番目に低い楽天を1割も下回り、この点もまたバントの名手だった辻監督の指導に期待がかかる。投打とも優れた人材はいる。チームとしてのきめ細かさが身につけば、上位進出も夢ではない。
2017年 埼玉西武ライオンズ シーズンメンバー一覧
※赤字は新加入選手、緑字はドラフト新人
監督
辻 発彦 |
コーチ
橋上秀樹 | 土肥義弘 | 森慎二 | 秋元宏作 |
嶋重宣 | 阿部真宏 | 馬場敏史 | 佐藤友亮 |
潮崎哲也 | 高木浩之 | 西口文也 | 清川栄治 |
野田浩輔 | 黒田哲史 | 赤田将吾 | 星孝典 |
坂本忍 | 里隆文 | 黒川春樹 | 工藤健太 |
投手
増田達至 | 大石達也 | 菊池雄星 | 高橋光成 |
多和田真三郎 | 野上亮磨 | 十亀剣 | 小石博孝 |
牧田和久 | 武隈祥太 | 郭俊麟 | 豊田拓哉 |
野田昇吾 | 川越誠司 | 藤原良平 | 岡本洋介 |
岩尾利弘 | 佐野泰雄 | 南川忠亮 | 玉村祐典 |
誠 | 高橋朋己 | 本田圭佑 | シュリッター |
福倉健太郎 | ウルフ | 國場翼 | ガルセス |
佐藤勇 | 松本直晃 | 藤田航生 | キャンデラリオ |
今井達也 | 中塚駿太 | 平井克典 | 田村伊知郎 |
野手
森友哉 | 炭谷銀仁朗 | 上本達之 | 浅村栄斗 |
鬼崎裕司 | 渡辺直人 | 山川穂高 | 呉念庭 |
中村剛也 | メヒア | 栗山巧 | 金子侑司 |
秋山翔吾 | 坂田遼 | 岡田雅利 | 駒月仁人 |
中田祥多 | 藤澤亨明 | 水口大地 | 永江恭平 |
外崎修汰 | 山田遥楓 | 金子一輝 | 木村昇吾 |
大崎雄太郎 | 木村文紀 | 愛斗 | 熊代聖人 |
田代将太郎 | 斉藤彰吾 | 戸川大輔 | 源田壮亮 |
鈴木将平 |
チームデータ
創立:1950年1月28日
■オーナー:後藤高志
■球団社長:居郷肇
■本拠地:メットライフドーム(33,556人)
■事務所:埼玉県所沢市上山口2135
■合宿所:埼玉県所沢市上山口2193
■ファーム練習場:西武第二球場
■リーグ優勝:21回
■日本一:13回
■過去5年の成績
【2012】72勝63敗9分 .533(2位)CSファイナルシリーズ敗退
【2013】74勝66敗4分 .529(2位)CSファイナルシリーズ敗退
【2014】63勝77敗4分 .450(5位)
【2015】69勝69敗5分 .500(4位)
【2016】64勝76敗3分 .457(4位)
■オーナー:後藤高志
■球団社長:居郷肇
■本拠地:メットライフドーム(33,556人)
■事務所:埼玉県所沢市上山口2135
■合宿所:埼玉県所沢市上山口2193
■ファーム練習場:西武第二球場
■リーグ優勝:21回
■日本一:13回
■過去5年の成績
【2012】72勝63敗9分 .533(2位)CSファイナルシリーズ敗退
【2013】74勝66敗4分 .529(2位)CSファイナルシリーズ敗退
【2014】63勝77敗4分 .450(5位)
【2015】69勝69敗5分 .500(4位)
【2016】64勝76敗3分 .457(4位)