生年月日:1994年6月1日(22歳)
身長:175 cm
体重:74 kg
投球・打席:右投右打
ポジション:投手
プロ入り 2016年 ドラフト2位
年俸 1200万円(2017年)
出身校:札幌日大高→東海大北海道キャンパス
防御率0.21の147キロサイド右腕。なんでもこなす実践型投手
投げ込むすべての球種で勝負できる希少な右サイドハンド。
叩くような強い腕のフリで投げっぷりもいい。ストレートも150キロに迫りスライダーやシンカーで頃を打たせるのが真骨頂。
怪我の功名、サイド転向
札幌日大高時に右肘を痛め、当時のコーチの助言でサイドに転向した。3年夏は逆転負けで準優勝。甲子園には届かなかった。
その後、東海大北海道へ進学。
東海大北海道では1年春から登板し、新人賞を受賞。以降、エース格として活躍した。
1年春秋は4位、2年春は3位、秋は2位、終盤まで好投しながら逆転される試合もあった。「僕の野球人生は肝心なところで勝ちきれないままだった」と振り返る。
3年春は主にリリーフ優勝に貢献。野球人生で初の全国大会に出場する。
ところが先発した2回戦、早稲田大に3回途中5失点でKOされて0対12、5回コールドで惨敗。この敗戦が水野を、チームそのものを大きく変えた。
札幌に帰ると投手陣のリーダーに指名され、気まま自己流だったウェートもイチから学んだ。3位の秋を経てオフも目の色を変えて取り組むと、春先には別人格のボールを手に入れる。4年春のリーグ戦は圧倒的な投球で5勝、防御率は圧巻の0.21。2年連続で挑んだ全国の舞台でもリーグMVP、最優秀投手の称号に恥じない堂々の投球。特に左打者が並ぶ立命館大を5安打完封の16奪三振でネット裏のスカウトは驚き、一躍全国区となった。侍ジャパン大学代表、秋の優勝を経て初の明治神宮大会、そしてドラフト2位指名。水野の野球人生はこの1年半で劇的に変わり、わずか半年足らずで世界が一気に広がった。
プロでの活躍に期待
投手陣が揃ってきたDenaベイスターズが2位で指名。
体つきは潮崎哲也(元西武)、体が強くなれば又吉克樹(中日)のように三振も増える。実践派で先発、中継ぎ、どこでもOKと重宝がられ、登板機会は自然と増えてくるのではないかと思われます。