九産大九産梅野雄吾!阪神が獲得を狙う九州男児その魅力とは?※ヤクルトに3位指名されました!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
%e6%a2%85%e9%87%8e

※ヤクルトに3位指名されました。

指名会見で記者から「ヤクルト(という球団は)どうですか?」と質問され

「たまに飲んでます」とぶっ飛んだ回答をして笑わせてくれました。

2016年ドラフト候補九州産業高校梅野雄吾。阪神が早い巡目での指名を検討している右腕。九州屈指から全国屈指の剛腕へと進化した梅野の魅力とは?

スポンサーリンク

【簡単なプロフィール】

名前:梅野 雄吾

出身:佐賀県佐賀市

生年月日:1999年1月3日生まれ

身長体重:175cm80kg

守備位置:投手(右投げ右打ち)

在籍高校:九産大九産

「梅野雄吾」の画像検索結果

【経歴】

小学校から軟式野球を始め、遊撃手として佐賀選抜に。昭栄中では佐賀フィールドナインに所属し、3年時には二塁手として九州大会優勝を経験。内野手としての評価が高く、自身も本多雄一(ソフトバンク)のような選手を目指していたそうです。

九産大九産では、中学時から目をかけていた同校の平川剛監督の勧めにより投手に挑戦。

同年秋の大会では登板が見込まれましたが、部の不祥事により秋季大会は参加辞退。

それでも地区大会でデビューを果たすと、チームの投手陣に頼れる存在がいなかったということで、監督から発破をかけられながら冬の間に徹底したトレーニングを行います。

その努力が実り、翌春には140キロを超えるスピードをマーク。エースの座を射止めると、春季大会では準々決勝に進出。九州国際大付相手に先発も、抑えきれず敗戦。

2年夏もエースとして初戦を8回無失点の好投も、続く3回戦ではビハインドからのリリーフで流れを変えられず敗退。とはいえ、この夏に145キロに達した速球で押しての3者連続奪三振など持ち味は見せました。

秋季大会は3回戦を除く6試合に登板、いずれも先発完投してチームを県制覇へと導きました。準々決勝で延長12回を投げ切っての14奪三振、続く準決勝ではライバルと目する福大大濠・濱地真澄との投げ合いを自身のタイムリーによる得点のみのスミ1のノーヒットノーラン、最速149キロマークという圧巻の投球で制します。翌日の決勝も9回まで無安打投球、連続ノーヒッターとはならずも、敵将もお手上げのピッチングで大会を席巻しました。

九州大会では前年の覇者・九州学院相手に不調ながらに9回2失点完投で勝利。次戦の鹿児島実戦では、逆に万全の状態で臨みながらも13失点を喫し大敗。しかし、既にこの試合でプロのスカウトのスピードガンによると150キロ越えをマークしていたそうです。本人それだけのスピードがあっても打たれたという事実から、緩急など投球の幅を広げる意識を強く持つようになったということです。

翌春の県大会は登板せず、チームは3回戦敗退。その後の練習試合では、今年の高校生最速となる154キロをマークして再び大きな話題に。

4月の福岡地区大会は優勝するも、自身はやや不安を残す内容。6月に入ってからは肺炎により長期の自宅療養もあり、調整不足のままで最後の夏を迎えることに。

夏初戦は、押し出しもありましたが150キロをマークして8回1失点の好投。不安を払拭したかに見えましたが、無理を避けたのか次戦は右翼手として先発出場。序盤から相手のペースで試合が進む中、1点差まで追い上げる3ランホームランを放ちますが、及ばず。最後の8回2死から登板し1つのアウトを取ったのが高校での最後の投球となりました。

【特徴と魅力】

強靭な体躯・腕の振りの良さで終盤でも140キロ台、最速154キロの剛速球を投げるパワーピッチャーです。

現代の投手とすれば上背がある方ではありませんが、それが気にならないだけのスピード・球威を持っています。ガッシリした見た目通り、キレのある空振りを奪うボールというよりはグッと押し込むような強いボールを投げ込みます。

荒々しくねじ伏せる投球が魅力ですが、早くからチームの中心を担っていたこともあり、いかに勝てる投球をするかという点でも試行錯誤していたように映ります。得意のスライダーに加えて、緩いボールや縦の変化も取り入れるなど攻め手を増やしたり、強弱をつけたり…。しかし、現状はまだモノにできているとは言えず、調子の良し悪しの波が大きいというのも課題でしょうか。

元々内野手であったこともあってフィールディングの動きも良く、打撃でも主軸として強打を誇っていました。投げる以外の部分でも能力の高さを発揮しているといえます。

【まとめと将来について】

高校入学時は165cm64kgだったのが、今や別人の逞しい体躯に。人一倍の負けず嫌いで人一倍努力する、いかにも強気で気骨のある若者といった印象そのままの成長・投球内容を見せてきました。

どうも、あまり器用・控えめにというよりは無骨でも存分に腕を振って捨て身の投球をするスタイルの方が、持ち味が生きる投手ではないでしょうか。

いずれは自身が目標にしていた大瀬良大地(広島カープ)のようなプロでも剛球勝負を挑める投手になっていける可能性は十分です。また、個人的には森唯斗(ソフトバンク)のように魂のこもったボールで真っ向勝負を挑むリリーバーになれるのではないかと感じます。

九州地区を代表する投手として要マークしている球団も多いでしょうし、例年ならドラフト上位指名もかたいのでしょうが、今年は好投手の多い年。指名順位はどうなるか分かりませんが、どんな形であれ、次のステージでもひたむきに腕を磨いていくことで活躍してほしいと思う選手です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする