2016年ドラフトの日程と1位指名候補の12人をピックアップします。投手12人が並ぶ結果となりそうだがその12人とは一体。私の勝手に即戦力予想も記載します。
【日程】
今年は10月20日(日)に東京のグランドプリンスホテル新高輪で17:00から開始です。以前は昼間にドラフトを開催していたので、高校生の候補なんかは校長室とかに報道陣が集まって速報を聞いていたシーンがVTRで流れたりしますが、現在は放課後の時間帯なので指名選手のドヤ感はちょっと薄いですね。それでも学校のヒーローには違いありませんが。早速12人の紹介に参りましょう!
【これが1巡目候補だ! 大学→高校→社会人】
※選手名をクリックすると選手紹介の記事に飛びますので気になる選手は是非チェックして下さい。
田中正義 創価大学
今年の大目玉と言われていた田中正義。しかし右肩痛を発症し、秋の試合で投げてはいるがどこまで完治に近い状態なのか。それでも3~5球団くらいは競合するだろう。引きが強いパ・リーグ球団に交渉権が渡りそうだ。
佐々木千隼 桜美林大学
田中ほどの派手さはないが即戦力の呼び声はかなり高い。私個人的見解ではプロでの活躍期待度今年No.1です。フォームが安定しており必殺シンカーは強力。
柳裕也 明治大学
上記2人と並び大学BIG3と言えるのではないでしょうか。真上から振り下ろすフォームでカーブの使い手。何より安定の横浜高校ブランド。大阪桐蔭と横浜高校出身者の活躍ぶりは凄すぎるので柳にも期待。
生田目翼 流通経済大学
最速155㌔右腕。伊藤智仁のような躍動感が魅力で生田目も肩肘に故障を抱えていたが秋になんとか回復。本来即戦力の力があるが1年は無理せず完治が優先。
濱口遥大 神奈川大学
大学No.1左腕。パワータイプの投手でチェンジアップで三振が取れる。楽天の松井のようであり阪神の岩貞のようでもある。大化けの期待値が高い。
小野泰己 富士大学
西武岸のようなしなるフォームが特徴的。真っ直ぐのキレは目を見張るものがあり、どこかが単独指名しそうな予感。注目度の低さが不思議な程素晴らしい投手である。
今井達也 作新学院
今夏の甲子園優勝投手。細身ながら最速152㌔のノビのあるストレートはダイヤの原石そのもの。一躍1位候補に躍り出た高校生No.1右腕。2球団くらいの競合もありえる。
寺島成輝 履正社高校
柔らかいフォームで制球力がある大型左腕。こちらも競合しても不思議では無い。数年後必ず活躍すると断言できる選手。大阪のコンビニで出くわしたのはいい思い出。縦よりも横幅がある印象でした。
藤平尚真 横浜高校
走り高飛びでジュニアオリンピックで優勝経験があるバネの持ち主。最速152㌔を計測するストレートはグインと力強い。スライダーも切れ味鋭くロッテ・涌井より高校時の能力は上ろ言われている。順調に行けば最多勝投手ということだが果たしてどこが指名するのか。
高橋昴也 花咲徳栄高校
上記3人と合わせて高校BIG4と呼んでいいでしょう。どっしりとした下半身からフォークで空振りが取れる左腕。2年夏の甲子園での活躍が強いインパクトを与えました。
古谷優太 江陵高校
北海道江陵高校の怪物左腕。最速154㌔のストレートが武器で甲子園出場は無いものの才能が高く評価されている。なぜこんな無名校に怪物が。リアル茂野吾郎のような衝撃。
山岡泰輔 東京ガス
過去にダルビッシュが絶賛した右腕。ややルーズショルダー気味と感じるが、体の小ささからは考えられない最速150キロのストレートとスライダーを投げる。社会人になってから投げ出したチェンジアップの抜けも非常に良く抑え向きか。地元広島カープは当然1位指名してほしいところ。
まとめ
今年は投手が本当に豊作で数年後2016年ドラフト世代が球界を席巻しているかもしれません。外れ1位でも大満足の選手が取れますので、各球団競合覚悟で田中正義と寺島成輝、今井達也に最初はいくかもしれません。
運命のドラフトは10月20日です!